おはようございます。
長野県に来て最初に働いた職場で、縄文時代を生き生きと語る友人たちと出会い、その友と縄文時代に一気に魅了されました。
小さな集団を作り生きた縄文人は、
◆必要なものを必要なだけ採り(獲り)、自然の糧を分かち合ったこと。
◆家族の単位で連なって円を描き、亡くなった人々や、共に生き亡くなった犬を、円の真ん中で弔ったこと。
◆生活に必要な道具を自分たちで生み出し、現代にも残るような技術も掴んでいたこと。
◆自然を畏れ敬い、その美しさを豊かな感性で土器や土偶に映し出し、神事も執り行っていたこと。
遺跡や遺物が現代人に伝えてくれています。
集団同士の戦いは無かったその時代は、約1万年も続きました。
今、日本にもある国同士の禍根。
その殆どに戦争が関わっています。
戦争は何の解決も生まないことを、胸に刻みたいです。
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洋裁と愉しみ 多多。
土曜日の今日は1時間長く、9:30〜18:00の営業です。
風の強い一日になりそうです。
ご来店の際は、どうぞ気をつけてお越しください。
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一昨日ご来店くださったMさんが、完成した箸袋を見せてくださいました。
一つは箸袋として、見せてくださったもう一つは、持ち歩く文房具入れとして使ってくださっているとのこと。
その紐の先には、素敵なビーズがついていました。
ビーズの由来をお聞きしたところ、Mさんは以前、青年海外協力隊でパキスタンに行き、薬剤師として活動されたそうです。
その時に出掛けたバザールで買った、木のビーズだということでした。
バザールでは何でも揃い、服であるなら材料買って仕立て屋さんに持ち込み、仕立て屋さんが足踏みミシンで縫う、、、という人々の営み。
Mさんのお話に、音や匂い、喧騒を想像します。
パキスタンは、アフガニスタンからの難民を多く受け入れ、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の活動も沢山見てきたというMさん。
“ハギレ for Donation”のご寄付に、この日お立ち寄りくださいました。
本当にありがとうございます。
多多では現在、様々なカットクロスや生地のセットをご用意し、全て300円で販売しております。
売り上げの全額は、UNHCRの日本の窓口である国連UNHCR協会へ寄附させていただきます。
4月22日まで、ご寄付を受け付けております。
昨日はこんな生地も追加しました。
イギリスで生産されたリバティプリントで、艶やかな表情と、プリントのかすれ具合に味のある生地です。
素敵な作品に生まれ変わったら嬉しいです☺︎