おはようございます。
最近、アーバンスポーツという言葉を知りました。
広いスタジアムのような場所を必要とせず、街中でも楽しめるスケートボードやBMXなどのスポーツなどの総称、とのこと。
先日、xゲームズという世界的な大会で優勝したスケートボーダーの堀米雄斗さんが
「次の世代をサポート出来る存在になりたい。」
と語っているニュースを今朝観ました。
若く、世界の頂点に居る人が今、次の世代のことも考えていることに痺れました。
社会を創るどの世代の人も、そんな未来思考だったらな…と、世界や国内、地域のことも重ねた朝です。
今日は、9:30〜17:00の営業です。
いつもありがとうございます。
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多多では、「うちの子ぐらいの年齢の子は、ミシンで縫えますか?」というご質問をよくいただきます。
小学校では5年生から家庭科が始まり、6年生でミシンを使う学校が多いようですね。。。と、これまではそんな話から始まって、明確な答えはお伝え出来ずにいました。
でも1年間、アトリエで多くのお子さんたちと出会い、そして、4月7日の投稿に書いたTくんとの時間を通して、今、実感することがあります。
Tくんは多多がオープンしてから、アトリエに何度も通ってくれました。
去年一年間は、ずっと手縫い。
お母さんが隣でミシンを使っていても、ずーっと手縫い。
その間、お母さんのSさんからは「ミシンで縫ってみたら?」など、促す言葉は一度もありませんでした。
そして、今年の4月6日。
Tくんは初めて「ミシンで縫いたいな。」と言いました。
その日の夕方にアトリエに来て、何を作るでもなく、ただミシンで縫うことを1時間楽しみました。
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私自身は、得体の知れない大きな機械が何だか恐ろしく、小学校の頃のミシンの授業は楽しめませんでした。
一方、アトリエに来るお子さんたちの中の、ミシンで縫いたい!と言う子は、皆んなその理由も話してくれます。
「お母さんが使っているから。」
「手縫いは学校でいっぱいやっているから、ミシンを使ってみたい。」
そんなお子さんたちの様子を見ながら、気持ちの準備が整った時、子どもたち自身から「ミシンで縫ってみたい。」を話してくれるんだなぁと気付きました。
ですのでアトリエでは、私からはミシンで縫うことを促しません。
針と糸を手に持ち、布を縫うことの感覚をいっぱい味わったら、いつかお子さんたちからミシンへの一歩を踏み出すんじゃないかなぁ、、、というのが、多多の今の答えです。