おはようございます。
能登半島地震発災から4ヶ月。
被災地NGO協働センターさんから発信されている救援ニュースの最新号は、No.54となりました。
二次避難している輪島からバイクで林道を通り、元々暮らしていた町へ通いながら、稲を育て、田起こしをしている農家さん。
支援の無い中で、生業を維持するためのご努力はいかばかりでしょう。
救援ニュースNo.48。
被災地の、増改築した家屋について。
伝統家屋である母屋部分のの安全が保たれていても、被害が出た増築部分だけを公費解体することは出来ない現行制度となっているとのこと。
公費解体するならば、全てを取り壊さなくてはならないそうです。
去年京都に行った時のことを思い出しました。
同志社大学に隣接する、日本最古の公家住宅冷泉(れいぜい)家住宅の特別公開日に偶然居合わせました。
その際に案内されたのが、支援と寄付について。
古い書物を保存してきた土蔵が台風で破損してしまったので、財団の資金と一般からの寄付で再建を目指しているとのこと。
国からの助成を受けるためには、(一般公開を目的としていない建造物であっても、の意味だと思います)建物をバリアフリー化しなくてはならないなどのルールがあり、伝統的工法での建築のため自力での再建を選んだ、というような説明がありました。
国や行政のお金の使い道やルールに対する声、まつわる声を耳にした時。
一緒に考えて、社会や仕組みの改善につなげたいですね。
洋裁と愉しみ 多多。
今日は、9:30〜17:00の営業です。
いつもありがとうございます。