こんにちは。
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9/23(火)より、またよろしくお願いいたします。
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【人種差別的な職務質問をやめさせよう!訴訟】@stoprpinjapan
私は去年の夏からこの裁判を見守りながら、原告の方々を応援しています。
「レイシャルプロファイリング」
警察などの捜査機関が、人種や肌の色、国籍、民族的な出身をもとに職務質問や取り調べの対象者を選ぶこと。
そのような差別的な職務質問が平然と横行する社会に対し、外国籍や外国にルーツを持つ日本国籍の方々が起こした裁判です。
7月17日に行われた第6回期日に合わせて帰省して、約1年ぶりに裁判を傍聴し、裁判後の報告会にも参加してきました。
(初めて裁判を傍聴した時のことも、2024年8月24日の投稿に残しています📝)
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今回の期日で酷く驚いたことがありました。
被告側である【東京都が証拠として出した翻訳】の中に、
⚫︎意図的と思われる誤訳
⚫︎無意識の差別
が含まれていたことです。
(会話の翻訳は、東京都の警察の翻訳班が行なっているそうです。)
詳しくはストーリーズにもリンクを貼ったLEDGEさん @ledge_law の報告会動画をぜひ視聴していただきたいのですが、例えばこうです。
⚫︎意図的と思われる誤訳
[報告会動画29:45頃〜]主語のすり替え
[動画32:00頃〜]”Jaywalking”の翻訳について
[動画32:50頃〜]If節(仮説)の消失
⚫︎無意識の差別
[35:20頃〜]「丁寧な言葉で話す」警察官と、「乱暴な言葉で話す」シェルトンさんという構図の翻訳
〈例〉
・「I」の翻訳・・・警察官「わたし」シェルトンさん「俺」
・「Job」の翻訳・・・警察官「お仕事」シェルトンさん「仕事」
・会話の語尾の翻訳・・・警察官「〜です。」シェルトンさん「〜だよ。〜だ。」
多多のアトリエでも話題になっていたNHKのドラマ『東京サラダボウル』では、刑事による意図的な誤訳が大きな事件として描かれていたのに、実際にこんなことが「平然と」行われているのだと思ったらとても恐ろしく感じました。
たった一日、今日の投稿を打っている今だけでもしんどさを感じるのに、こんな職務質問を何度も何度も繰り返される方が大勢いるなんて。
報告会の最後。
私は応援のつもりで参加したのに、原告のゼインさんの言葉にとても励まされました。
私も自分に出来ることを淡々とやるだけだ。
今、そんな思いでいます。
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「人種差別的な職務質問をやめさせよう!訴訟」
次回の第7回口頭弁論期日は、来週9月25日(木)13:30〜です。
霞ヶ関駅のすぐそばの東京地方裁判所の第103号大法廷にて。
裁判は誰でも傍聴できます。
ぜひ足をお運びください。
私も長野から応援しています!