






おはようございます。
長いお休みをありがとうございました。
久しぶりに大糸線に乗ると車内が空いていて、長野も夏休みに入っていたことに気づきました。
いつもなら、少し緩んだ空気や子どもさんたちの表情にどこか私もホッとするのだけれど、今年は違う。
参院選が終わり、日本で暮らす外国籍の人々の強制送還が急増していると、複数の支援者の方々からの声が私にも届いています。
明日から夏休み。
通う小学校で友だちや先生に「またね」の挨拶をして自宅に帰ったであろう小学校低学年のお子さんが、翌週、入管へ行ったその日のうちに飛行機に乗せられ、仮放免だった両親の母国へ強制送還されました。
その子は日本で生まれて、日本で育ってきたお子さん。
突然見知らぬ国で生きていかなくてはならないなんて、どれだけ不安なことだろう。
日本も批准している「子どもの権利条約」に反する行為。
なぜこれが許される?
小学校の友だちだって、遊ぶ約束をしていたかもしれない。
それなのに、忽然と友だちが姿を消しただなんて、子どもたちは何を思うでしょう。
夏休み明け、先生は何と説明するのですか?
【不法滞在者ゼロプラン】や【日本人ファースト】が高らかに掲げられた選挙戦。
それを支持した人々は、日本で生まれ育ったこのお子さんも、貴方がたの言う「不法外国人」の一人として括り、仕方がないことと流すのでしょうか?
私はこんな世の中を許せません。
人間の命を、雑な大きな言葉で括らないで。
一人一人の命や人生を見つめて大切にしてよ。
為政者にも市民にもそう伝えたいです。
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洋裁と愉しみ 多多。
今日は、9:30〜17:00の営業です。
今週もよろしくお願いいたします。