帰省をしている間に2日間、一般社団法人つくろい東京ファンドさんへお邪魔しました。
つくろい東京ファンドさんは、社会のセーフティーネットからもこぼれ落ちてしまっている生活困窮者の方々の支援をしていらっしゃる団体です。
昨年カゴアミドリさん @kagoamidori_matsumoto で開催されたチャリティーイベントでお世話になった北関東医療相談会AMIGOS の大澤優真さんに先日ばったりお会いして、大澤さんがつくろい東京ファンドのスタッフ武石晶子さんをご紹介くださり、お会いできる運びとなりました。
初めてお話ししたのは2ヶ月くらい前に、オンラインで。
昔からの友人だったかも、と感じるくらいにすぐに打ち解けた、嬉しい「はじめまして」でした。
フランス語話者でもある武石さんは、路上生活者の方々の支援もしながら、日本に逃れて来た外国籍の方々の支援をしていらっしゃいます。
ちょうど私の帰省のタイミングで、武石さんと難民の方々が教会のバザーで販売する作品づくりの準備をするというのでお手伝いに行ってきました。
一日目はつくろい東京ファンドの事務所で、武石さんと私の二人でチクチク。
その間に武石さんの携帯には、何度も何度も外国籍の方々からのSOSの電話がかかってきます。
入管に行くための電車賃を受け取りに、事務所へ来た方もいらっしゃいました。
二日目は、つくろい東京ファンドさんが運営するカフェ(現在は週1回、木曜日の営業のみとのこと)”潮の路”で、アフリカの国々から日本にいらした皆さんと一緒にあずま袋を縫いました。
使ったのは、色鮮やかなアフリカの布。
色柄の組み合わせを選んで、皆んなでチクチク。
あずま袋は、いつも皆さんが縫っていらっしゃるシュシュよりも縫う工程が多いから嫌になったりしないか心配になり、途中で「楽しいですか?」と訊いてみました。
そうしたら、
「楽しいよ。いつもはすることが無いからね。」
武石さんが訳してくれたAさんの言葉を聞いて、何とも言えない気持ちになりました。
一番初めにカフェに到着したAさんはあずま袋の縫い方をあっという間に覚えて、後から来たBさんやCさんにレクチャーする先生に☺︎
Bさんは、手作りしてきたドーナツのようなお菓子(名前を聞き忘れてしまった!)をパクパク食べる私に、お土産にも持たせてくれました☺︎
Cさんは帰り際、「これ、持って帰るの?」と訊き、私のスーツケースをひょいと持って1階まで降ろしてくれました☺︎
別れる時には手をブンブン振ってくださった皆さん。
私は友だちで、これからも共に生きたいと思いました。
武石晶子さんは、12月に多多にお越しくださいます!
支援の現場のお話し会や、アフリカの布を使ったワークショップなど、色んな企画を準備しています。
どうぞお楽しみに!!