おはようございます。
私が沖縄に想いを寄せるきっかけは、子どもの頃に読んだ灰谷健次郎さんの「太陽の子」だと思う。
沖縄の人々が無理矢理押し付けられたあまりにも理不尽な歴史を知り、今も続く差別を知り、怒りの感情が湧いた。
大学の時、沖縄出身の友だちができた。
1年生の夏休み。
バイトがある彼女よりも先に沖縄へ行き、数日一人であちこち回った。
南部戦跡。
ひめゆりの塔。
当時の私と年頃の違わない大勢の女の子たちの顔写真が並んでいました。
顔写真が無い方も。
本土では。
歴史や、日本の米軍基地の7割をあの小さな島に押し付けていることよりも、美しい海、美味しい食べ物、ゆったりとした流れる時間のリゾート地のように沖縄を語る場面の多さに辟易としてきたけれど。
相次いで発覚した米軍兵士による性的暴行事件、そして沖縄県と県民を無視して対処してきた米軍、警察、司法、政府に憤りを以って抗議したい。
なぜ、こんなにまで沖縄の人々を軽んじられるのか。
今年、私の娘は大学1年生。
来春の成人式のために借りた振袖は、古い紅型の着物を選んだ彼女。
いつかまた、今度は二人で沖縄を訪ねてみたいです。
洋裁と愉しみ 多多。
今日は、9:30〜17:00の営業です。
いつもありがとうございます。