先日のねこづくり教室2日目が終わった後、参加者のMさんがご自宅でも作るためのねこの材料を選んでいらっしゃいました。
まず選んだのは、表地に美しい大島紬。
そして裏地はどの色にしようかと、Mさんと私であれやこれやいくつかの候補を選んだ時、
「その赤い裏地は…」
とお話しくださった、講師の二宮美香さん @gomagoma0205 。
この目にも鮮やかな裏地は、紅絹(もみ)。
ウコンで下染めした後、ベニバナで上染めした正絹とのこと。
現在、紅絹は生産されておらず、この裏地が欲しいためにアンティークの着物が取り引きされるような、貴重な布なのだそうです。
紅絹のことを調べていたら、ベニバナの赤は身体の血流を良くする働きがあると考えられていたので、かつては肌着にも使われていたとありました。
Mさんの背中を更に温めてくれるかもしれません☺︎