おはようございます。
洋裁と愉しみ 多多。
今日は、9:30〜17:00の営業です。
いつもありがとうございます。
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母の亡くなった年齢を思うと、私の残された時間はあと27年かもしれない。
その月日を誰のために、どんな風に生きていこうか。
最近よく考えます。
昨日の参議院法務委員会の経過や、視聴して思ったことを書きます。
まずは、ウィシュマ・サンダマリさんとご遺族の方々と支援者の名誉のために。
入管庁次長は昨日の法務委員会でも、
・支援者による”病気になれば仮放免になる”という教唆(そそのかし決意させること)
・ウィシュマさんの詐病(病気を装って利益を得ること)
について事実であるという認定はしていないと答弁しています。
皆さんのために。
昨日の法務委員会の質疑の場は、国民と日本で生きる皆さんの税金によって開かれ、国民の負託を受けた議員が発案者などに対し説明を求める場所です。
民間人からの質問に対し議員が個人の見解を回答する、ラジオ番組のような場所ではありません。
その上で。
民間人である弁護士の方々から、先の本会議でのウィシュマさんの詐病や支援者の教唆についての発言を問いただされた日本維新の会の梅村みずほ議員は、
「事実ではありません。しかし可能性は否定出来ません。」
との発言を昨日の法務委員会で繰り返しました。
この発言のレトリックを考えます。
バカバカしいけれど、敢えてシェアします。
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非正規滞在者の方々に対してよく使われる言葉の、不法滞在者。
政府は全員をまとめて送還忌避者と呼びます。
まるで犯罪を犯しているかのような言葉ですが、本当にそうなのでしょうか?
昨年出版された、日本の難民や移民についてのルポタージュ『ボーダー』を店内に置きます。
一つ、付箋を貼ったところだけでもお読みいただけたらと思います。
彼らは罰せられるべき人々なのでしょうか?
参議院法務委員会での議論は明日も予定されています。
論点をずらさず、人権を守るための国の在り方が真剣に議論されますように。