帰省の間、2つの美術展に行って来ました。
一つは、ニューヨークのメトロポリタン美術館のコレクションが並ぶ大規模展。
『メトロポリタン美術館展〜西洋絵画の500年』
そしてもう一つは、コロナ禍の中、学芸員さんたちがアイディアを出し合って生み出された展示。
『牧歌礼賛/楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児』
カラカラに渇いた喉が潤されるような、そんな気持ちで見入りました。
布屋のアカウントなので、今日はこの絵を一つ。
「女占い師」
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
おそらく1630年代
油彩/カンヴァス
101.9 × 123.5 cm
一枚の絵の中に描かれる、美しい布の数々。
目で観るだけでも、その質感が伝わってきて感動しました。
美しい図録の写真も、記憶に一枚フィルターを挟んだように感じるので、実物を観ることの素晴らしさを思います。