おはようございます。
昨日、紛争や暴力などで避難を強いられた人の数が世界で1億人を超えたとUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)から発表された、という報道がありました。
そしてその報道の5日前、ほぼ時を同じくして、難民支援協会(JAR)のメール配信で、昨年2021年の日本の難民認定者数を知りました。
過去最高の人数だそうです。
何人くらいだと想像しますか?
難民申請を行ってから審査結果が出るまでの平均期間は、4年5ヶ月とのこと。
2021年は、
◆難民認定者・・・74人
◆難民申請者・・・2413人(内1248人は複数回申請者)
◆不服申立者・・・7411人(内9人認定、670人不服取り下げ)
と、日本で難民として認められ、支援を受けられることがどれだけ難しいかを感じます。
そしてその国の支援の内容も、自分事として考えると不安が大きく途方に暮れてしまいます。
現在の国内の難民に関わる諸問題について、5月18日に難民支援協会が声明を発表していますので、お時間のある時に検索していただけたらと思います。
この国のかたち。
政治は誰のためのもの?
国内外の、ギュッと拳を握り締めたくなる問題についても、後日また。
今日は9:30〜17:00の営業で、今週最後の営業日となります。
どうぞ宜しくお願いいたします。
—
昨日、Kさんと横並びでミシンを踏みながら、
「平和だからこそ、洋裁も出来るよね。」
とお話ししていました。
社会問題や政治のことも日常の中に。
アトリエやお店で、そんなお話が出来ることも嬉しく思います。