おはようございます。
今朝の気温はマイナス3℃でしたが、お昼過ぎには18℃まで上がるとか。。
こんな時は体調を崩しがち。
皆さま、ご自愛くださいませ。
今日は、9:30〜17:00の営業です。
いつもありがとうございます。
—
2011年3月11日。
娘の卒園間近だったあの日。
14時。下の子の手を引いて園庭にお迎えに行って、どんよりとした曇り空だったからか、公園では遊ばず真っ直ぐ家に帰りました。
自宅に着いて間もなく。
14:46。
7階の部屋でしたが、立っていられない程の、大きく長い揺れ。
その後も繰り返す大小の揺れ。
ガラスの破片が飛び散ったこともあり、家の中で靴を履き、リビングのテーブルの下で母子3人、夜を越しました。
翌朝、夫が無事に帰宅した辺りからの記憶は断片的です。
水道は止まり、電気も計画停電地域だったので、子どもたちは少し離れた実家へ預けました。
子どもたちはなるべく怖がらせたくない、普段と変わらない日常に居て欲しい。
じいじばあばの家へお泊まり、の記憶にしたかった。
でも、私たち夫婦はすぐに自宅に戻りました。
混乱を把握し、その中でも日常を取り戻したかったからのように思います。
Home sweet home.
大学生の時にお世話になった、アメリカのホストマザーが教えてくれた言葉です。
どこかから自分の家に帰って来た時に、こう言うの。
被災され、今も多くの方が故郷の家に帰れていないことに胸が痛みます。
また、戦争で国を追われている方々の映像を見る度に、やるせない気持ちになります。
しばらく刺し子と向き合っている日々ですが、一目一目縫いながら、震災の記憶と戦争と、今自分に何が出来るか考えています。
途方に暮れてしまいそうになりますが、目の前のことを一つずつ。