おはようございます。
長野県に引っ越して来た最初の1年は、松本市の借家に住んでいました。
当時、息子は小学2年生。
節分の日の夕方、「お母さん!お母さん!」と言いながら帰って来ました。
長野で初めて見たこと、知ったことがあると、いつも興奮しながら帰宅します。
今日は何だろう?と楽しみに話を聞くと。。
クラスで、豆まきを皆んなですることになり、息子が最初にまく人になりました。
そして「鬼は〜外〜!福は〜内〜!」と言って豆まきをすると、他の子たちや先生から「ごもっとも〜!ごもっとも〜!」と掛け声を返された、とのこと。
目をまん丸くして話してくれました。
その後、長野県出身の方々に同じ風習があるのかお聞きしたのですが、松本市では一部の地域で同じ掛け声をかけているようだ、というお話でした。
ワクワクしたので、自分でももう少し調べてみると、埼玉県秩父市の三峯神社でも節分に「ごもっともさま」の神事が行われるとのこと。
松本市の一部の地域の方々は、毎年バスをチャーターして、三峯神社までお参りをしている話も聞いたことがありました。
ルーツはそこから…?
三峯神社といえば、オオカミ信仰が受け継がれている場所。
私の頭の中では、鬼と一緒にチラリチラリとオオカミも顔を出す、松本の節分です。
(洋裁本の裏側にならぶ一冊「野生めぐり」(pic2)に、オオカミ信仰の詳しい記述があります。ご興味のある方、ぜひどうぞ☺︎)
今日は、9:30〜17:00の営業です。
いつもありがとうございます。