詳細についてはまた後日お伝えいたしますが、今、プロのパタンナーさんからパターンをお借りして服を作っています。
受け取ったのは、手描きのパターンと完成品の2つ。
仕様書は無いので、完成品を見ながら作り方を紐解いています。
これがワクワクする楽しさで!
簡潔で、スッキリとした手描きのパターン。
プロのお仕事はこんなに美しいんだと、感動します。
今日も紐解き作業は続きます。
良かったら見にいらしてくださいね。
9:30〜17:00の営業です。
ご来店をお待ちしております。
昨日投稿した水通し・地直しの方法は、コットンや麻素材の生地向けです。
言葉が足りなかったことをお詫びします🙇♂️
洋裁によく使われる素材の水通し・地直しについて、私なりの方法や考えをもう少し詳しく記載します。
【コットンや麻】
◆平織りや綾織りなどの布◆
昨日の投稿の方法で水通し・地直し。
→多くの布が、この方法になります。
※コーデュロイの場合のアイロンは、オモテ面からアイロンを浮かしてスチームを当ててください。アイロンの後、軽くブラッシングすると毛並みが整います。
◆帆布◆
水通しをすると、表面に凹凸やシワ感が表れ、生地の表情がガラリと変わるので、水通しの有無は好みで分かれます。
◆天竺など、伸縮性のあるニット地◆
生地をネットに入れ、その後のお洗濯と同じ方法(洗濯機or手洗い)・洗剤で洗ってから軽く脱水し、シワを叩いて取り、平干し。
※多多では、これを何回か繰り返してから作品を作ることをお勧めしています。
私自身、一度の水通しだけで作った後、洗濯を繰り返す度に丈が短くなってしまった悲しい経験があります😢
【ウール】
霧吹きで水分を含ませ、大きめのビニール袋に入れて1時間くらい置く。
その後、裏側から軽くアイロンを当てて布目を整える。
または、スチームアイロンを当てる。
→…という方法が一般的ですが、その後、作ったものをお洗濯することが想定される場合は、私は同じ洗剤を使い、一度手洗いします。
ウールマークが表示された洗剤を使い、事前に端切れで試し、大きくサイズや風合いが変わらないか確認もお忘れなく。
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長くなりましたが、まとめると、、、
手作りで使う一般的な天然素材の場合、
①コットンや麻の布帛(伸びない生地)→水通し・地直しを行う。
②帆布やニット地、ウールなどは、その後の洗い方を踏まえて水通し・地直しを行う(行わない)。
が、一般家庭での生活に即したやり方なのかなぁと個人的に思います。
素材や洗濯表示のない手作り服は、クリーニング店では受け入れを嫌厭されがちだなぁと感じるので、私は自宅でお洗濯をする前提で作っています。