『服のはなし』行司千絵 著 岩波書店
定休日の日曜日、松本市元町にある本・中川さん @honnakagawa へ出掛け、この本に出合いました。
新聞記者である著者の行司さんは、独学で服作りを学ばれ、その手作り服が評判を呼び、お仕事の傍ら、服のオーダーを受けたり個展を開いたりされたそうです。
服作りの楽しさ。
服作りから生まれ、気付いたモヤモヤする気持ち。
自分の手で服を作る意味。
私自身も抱えてきた、服作りに対する想い。
行司さんの言葉に、その輪郭を得たような気持ちになりながら、一気に読みました。
大好きな画家のジョージア・オキーフも自分で服を縫っていたことを知り、嬉しさも。
多多の本棚の雑誌 ku:nel の裏側に、小さなサイズの本コーナーがあります。
密かなお気に入りのその場所に、行司さんの本も置いておきますね。
店内にはベンチや椅子がありますので、お時間がありましたら、ぜひお読みください。