着物の仕立て職人だった母は、仕立ての仕事を辞めてからもパッチワーク教室に通ったり着物をリメイクしたりと、毎日何かしらの針仕事をしています🪡 そんな母にぴったり✨と誕生日のプレゼントとして刺し子のセットを贈ったのが1年半ほど前。
店主の木綿子さんに相談しながら選んだのは、刺していて楽しくやり甲斐もある十字花刺しという柄でした。
初めての刺し子にすっかり夢中になった母が、この歳(80代)になって新しいことを始めるなんて思わなかった✨楽しいねぇ🪡とワクワクしたように完成品を見せてくれたこと、嬉しくてはっきりと覚えています。
しばらくは私が図柄に合わせて刺し子糸も選んでいたのですが、細口のダルマの家庭糸でも出来ることを聞いてからは何色か揃え、母が自由にチクチク🪡するようになりました。
1枚目写真右列が、私が糸を選んでいた頃のもの、左が母が自由に刺したもの。
太い刺し子糸と細い家庭糸をミックスしたり、途中で糸がなくなったからと別の色に変えたり、カラフルなお花をイメージして刺したりと、何だかとても楽しそうに刺しているのが伝わってきます。
左の刺し子は、遠くない将来パッチワーク教室に通えなくなる時が来るだろうからと、お世話になった先生や友人たちへのプレゼント用にと作りためているもの、今はパッチワークと刺し子の二刀流で針仕事を楽しんでいます。